家庭用洗剤には弱アルカリ性と中性がありますが、使い分けの方法をご存知ですか?
弱アルカリ性洗剤は綿、麻、合成繊維を洗うのに適しており、洗浄力が高く、シミなどの汚れを落とす工夫もなされています。
中性洗剤は毛、絹などのおしゃれ着洗いに適しており、弱アルカリ性に比べると洗浄力は劣るものの、色落ちしにくいなどの利点があります。
白いシャツの場合には、蛍光剤入りの洗剤を使うのも良いでしょう。蛍光剤は繊維に付着し、白く見せる効果があります。
洗剤だけでは落ちないシミの場合、漂白剤を使います。
漂白剤には主に塩素系、酵素系があります。塩素系のほうが洗浄力が高めですが、白いものにしか使用できません。
一般の洗濯には色、柄ものでも洗える酵素系漂白剤のほうが使いやすいでしょう。
食べこぼしのシミなど、部分的なものには漂白剤を直接シミにぬり、時間を置かずに洗濯用洗剤で洗います。時間がたってしまったシミや頑固なシミには、つけおき漂白が効果的。
使用量にしたがって作った漂白液に衣類を30分~2時間程つけおきします。この時に衣類が浮いてしまわないようにするのがポイント。ほかの衣類も一緒に洗う場合には水で十分にすすぎ、洗剤を加えて洗濯します。
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